冷凍車とは、冷凍した品物や商品を輸送することを目的として、そのための冷凍機や断熱構造の荷台を搭載している車両のことです。トラックに冷凍庫が搭載されたものと考えると、イメージがしやすくなります。アイスクリームを運んだり、生鮮食品を取り扱ったりすることが代表的な使い方になります。冷凍車の歴史としては、精肉の輸送を効率化するために、アメリカで19世紀頃に開発や運用が開始されるようになり、その後様々な問題点の解決を経て、20世紀の前半に一般への普及が進みました。基本的な冷却構造は一般の乗用車のクーラーの構造と似ている部分が多くあります。クーラーの強化版といった性質ですが、その冷却性能はかなり高く、強力なものであれば-25℃くらいまで冷やすことができます。また、エンジンが停止している場合でも、温度をきちんと保つことができます。

冷凍車は後ろが見づらいです。

冷凍車は後ろに箱が乗っています。その中に冷凍機が装着されており、中の荷物が冷やせるようになっています。しかし後ろに箱が乗っている為後方が見えにくいわけです。したがって昔はバック時によく接触事故を起こしていました。しかし最近はバックカメラが搭載されていますからバックも安全になりました。バックカメラは以前は白黒の物でしたが今ではカラーになり超薄型になり画像も綺麗になりはっきりと後ろが確認できるようになっています。バックカメラも年々進化しています。それと共に価格も安くなっています。その関係で現在では冷凍車はほとんどすべてがバックカメラを搭載しています。結果としてバック時の事故が激減しています。冷凍車はバック時に事故を起こすことが多くて運送会社では困っていましたが、現在ではそのことは運送会社で問題になることがなくなっています。

冷凍車は故障が多い傾向があります。

冷凍車はエンジン以外に冷凍機を回すモーターが回っています。その関係で故障が普通のトラックに比べると多いようです。と言うのはエンジンに関しては普通のトラックと同じ程度の故障率です。しかし冷凍機のモーター部分が故障することが多いわけです。モーターを回すベルトはよく切れたり外れたりするわけです。この部分が故障するとまったく冷えなくなります。仕事中で遠くに行っている時にこれが壊れると大変なことになります。後ろに乗せている商品がとけてしまうことになります。救援の車もすぐには来ません。したがって救援車を待っている間に溶けてしまいます。したがって遠出をする冷凍車は壊れにくい車を選ばないといけないことになります。新車を遠くに行かせて古い車は近場を走らせることが必要になるわけです。冷凍機に関してはもっともっと進化する余地があると思われます。